全面開業が遅れている仙台市若林区の複合施設「仙台ハーベストビレッジ」について、みやぎ生協が、年内のオープンを目指し出店することが正式に発表されました。

みやぎ生協によりますと、老朽化が進み売り場の狭い沖野店を移転する形で「仙台ハーベストビレッジ」への出店を決めたということです。

開店の具体的な日付けは未定で、年内のオープンが予定されています。

ハーベストビレッジについては、6月に入りみやぎ生協が建物を取得していたことが明らかになっていました。

売り場面積は、2000㎡余りで、地元で生産された生鮮食品などを販売します。ハーベストビレッジは、もともと、被災地の農業復興を目的に整備されました。

仙台市と開発業者が結んだ2019年の協定には、「日用品」は販売しないと明記されていますが、市によりますと、農産物の販売や農業の6次産業化を進めることで日用品も販売できる見通しです。