公明党の山口元代表はきょう、来月の参院選に立候補せず、政界を引退するとあきらかにしました。

公明党 山口元代表
「皆さんに受け継いでいただきたいことは、これまで本当に様々な方々のご恩によって、今日を迎えているということであります。恩を送るという言葉があります。この同世代以下の若い世代の皆さんに、お世話になった創立者、諸先輩、党員支持者の方々からいただいた恩をまた次の世代に送り伝えていきたいとこのように思います。本当に皆さんありがとうございました」

公明党の山口元代表は、きょう午後の両院議員総会でこのようにあいさつし、議員生活を振り返りました。

山口氏は2009年の衆院選で自民、公明両党が下野し、落選した太田元代表の後任に就任しました。

代表在任期間は2009年から去年9月までの8期15年で、1998年に公明党が再結成して以降では最長の在職期間となっています。