ヤクルトとのカード最終戦で先制したのは楽天イーグルスでした。立ち上がりの1回、ランナー2塁・3塁で5番・黒川史陽選手が、レフトへのヒットを放つと、小深田大翔選手に続いて浅村栄斗選手もホームイン、いきなり2点を奪います。

楽天先発の岸孝之投手は、この試合絶好調。5回まで51球と省エネのピッチング。6回に初めて得点圏にランナーを進めますが、ヤクルトのサンタナ選手をショートライナーで打ち取り、得点を許しません。

すると7回には、3塁に石原彪選手を置いて1番・村林一輝選手が、ベテラン岸孝之投手を後押しするタイムリーで貴重な追加点。その裏、岸投手は、ワンアウト1塁とされますが、5番・武岡選手のピッチャーライナーをさばきダブルプレー。終盤でも集中力を切らさなかった岸孝之投手は、交流戦26勝目。楽天もヤクルトに2勝1分け、カード勝ち越しです。