長崎市では、平和学習の一環として小中学生が、平和への願いを込めたキャンドル作りに毎年取り組んでいます。今年も「平和の灯」で使用するキャンドル作りが19日から始まりました。


牛乳パックに溶かしたろうを流し込みキャンドル作りに取り組んだのは長崎市立形上小学校の5、6年生20人です。ろうが均一に固まるよう児童らは、15分間一定のリズムで牛乳パックを回しました。

「平和の灯」は小中学生らが作ったキャンドルに灯りをともし、原爆犠牲者を慰霊するとともに若い世代に平和の大切さを継承しようと毎年行われています。



児童(小6)「平和の大切さなど想いを込めて描きました」
児童(小5)「原爆の日の11時2分に止まった時計を描いています」(どうしてその絵を?)「一番印象的だったからですかね」

長崎市内の小中学生1400人以上が作る平和のキャンドルは9月27日に爆心地公園で灯りがともされる予定です。