イランとイスラエルの間で攻撃の応酬が激しさを増す中、中国政府はイランから1600人以上の中国国民が国外に退避したことを明らかにしました。

中国外務省の郭嘉昆報道官は19日の会見で、イランから1600人以上、イスラエルからは数百人の中国国民が国外に退避したことを明らかにしました。

また、アメリカが数日以内にイランを攻撃するのではないかと報道されていることについて、次のように述べました。

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「中国は国連憲章の趣旨と原則に違反し、他国の主権と領土保全を侵犯するいかなる行動にも反対し、国際関係の中で、武力を使用したり、使用すると脅迫することに反対する」

そのうえで、イスラエルを名指ししたうえで「直ちに停戦するよう」求めました。