山口県立豊浦総合支援学校の卒業生で障害のあるアーティストのグループ展が、山口県下関市で開かれています。

グループ展「FIRST COLORS」には、豊浦総合支援学校の卒業生でつくる「ごきげん舎」のメンバー4人の作品、約60点が展示されています。作品では動物や自然などを見て感じたものが素直に表現されています。

県障害者芸術文化祭で県知事賞を受賞した「月を見上げて」は夜、妖精と一緒に花見をするファンタジックな作品です。

会場でひときわ目を引く「赤いドラゴン」は、菓子やパンの袋の口を止めるビニールタイで作られています。

ごきげん舎 新本里美さん
「障害があっても、みんな誰にも可能性があって好きなことを見つけられたら、どんどん成長できたり自信を持ったりできるというのを、いろんな人に知ってほしい」

グループ展は下関市貴船町の植木紙店ギャラリー「KO-SEI」で6月22日まで開かれています。