日本製鉄がおよそ2兆円を投じ、1年半かけて完了させたUSスチールの買収計画。発表から一夜明けた会見で、橋本会長は買収について「採算性と経営の自由度は確保されている」と強調しました。
日本製鉄 橋本英二 会長
「トランプ大統領の歴史的な大英断によって当社がUSスチールの全ての株式を取得してパートナーシップが実現した。経営の自由度と採算性については確保されており、今回の合意は当社にとって十分に満足いくものだと認識している」
買収にあたり、日本製鉄はアメリカ政府と「国家安全保障協定」を締結。アメリカ側に経営上の重要事項に拒否権がある“黄金株”を1株発行します。
これにより、USスチールの社名変更、海外移転などは制限されます。
これらを踏まえたうえで、総額2兆円という投資について、橋本会長は「極めて合理的、効率的」だと強調しました。
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