いきなりの猛暑で夜、寝苦しさを感じている人も多いと思います。このコーナーでは、今夜からできる「快眠術」をお伝えします。
寝るときの服装は体型で決めるべし? エアコンの設定にも工夫を
井上貴博キャスター:
今回のイチバンのギモンは「寝るときはTシャツ短パンじゃダメなんですか? 長そで長ズボンのほうが汗を吸うから良いっていう話も聞いたことがあるけど、みんな体感温度も違うし汗の量も違うし…どうすれば快適な睡眠がとれるのか、考えすぎて夜も眠れません」というものです。

睡眠&超回復研究所の睡眠コーチ・角谷リョウ所長は、深部体温を下げることが快眠の絶対条件だといいます。まず、服装については…

【寝るときどっちがいい?】(エアコン28度設定)
●Tシャツ短パン
→筋肉量が多い人、ぽっちゃり体型の人
●長そで長ズボン
→筋肉量が少ない人、痩せ型の人
瘦せ型だと、夏でも手足がどうしても冷えやすいといわれています。自分の体型が客観的によくわからないという方は、BMIで線引きしてみるのがいいのではないかとのことです。

令和ロマン 松井ケムリさん:
僕はTシャツ短パンで、リカバリーウェアを着ています。
井上キャスター:
リカバリーウェアは、人によっては血流が良くなりすぎて体温が上がるケースがあるそうなので、ただ着ておけばいいということでもないようです。
続いては、寝るときにエアコンをつけっぱなしにするかどうか?

角谷さんによれば、寝る直前にエアコンを快適な温度に設定しても、睡眠中に深部体温が低下し、ずっとエアコンをつけていると早朝には寒く感じてしまうといいます。
そのため、起きる1時間前にエアコンをオフにするようにしてください。
令和ロマン 松井ケムリさん:
そんなギリギリまでエアコンをつけていていいんですね。
井上キャスター:
たとえば、8時に起きる場合は7時でスイッチが切れる設定にします。この1時間だけで体は変わるとのことです。