18日も日中気温が上がりました。

そんな暑さに負けず、山口高校(山口県山口市)の体育大会が開かれ、生徒たちは絆を深めました。



記者
「照りつける太陽のもと、高校生たちはクラスの威信をかけてソフトボールをしています。ベンチを見てみますと扇風機やタオルなどで熱中症対策もばっちりです」

山口市の維新百年記念公園で18日までの2日間行われたのは、山口高校の体育大会通称「山高総体」です。

18日は全校生徒893人による「百足競走」から始まりました。

クラス対抗で、種目はソフトボールやテニス、バスケットボールなど球技がメインです。

梅雨時期の開催ということで天候が心配されていました。

3年生にとっては最後の山高総体、晴れてほしい一心で800個ものてるてる坊主を作り、教室に飾ったそうです。

その思いが届いたのか2日間とも晴れて、気温も上がりました。

3年生
「梅雨に入って雨がすごく降りそうな予報だったので心配してたんですけど、最後の体育祭が快晴のなかできてすごくうれしいです」

また、熱中症対策として今年から公園内のアリーナに休憩スペースを設けたということです。

3年生(応援中)
「プレーしてるのは2人ですけど、支えていくのは僕らの応援なので、ここからも気にすんなドンマイって感じでどんどんやっていこうかなと思ってます」

すべてのクラスが一致団結し競技に挑むことで、生徒どうしの絆も深まります。

山高総体実行委員長 3年生 土島輝さん
「まだ6月、4月から1年が始まってからは短い間ではあるんですが、新しいクラスになってみんなで初めてやる大きなイベントになるので、イベントを通して仲を深められる大切な機会だと思うので、山高総体は山高生全員にとって大切な機会だと思っています」