マグロのはえ縄漁の実習のため、長崎鶴洋高校の生徒らを乗せ遠洋航海に出ていた実習船「海友丸」が18日、長崎に帰港しました。
およそ2か月の航海を終え、長崎に帰ってきた実習船「海友丸」
長崎鶴洋高校水産科の3年生18人が乗船し、太平洋のマーシャル諸島沖などでマグロはえ縄漁の実習に臨みました。
航海中は、食事の準備や機械整備も自分たちで行いました。
生徒代表・山本健太郎さん「55日間の遠洋航海を終え、無事に長崎に帰ってきました。マグロ操業ではマグロやカジキの大きさに驚き、漁業の大変さを学びました」
待ち望んだ家族との再会です。
渡邊龍太さん「さびしかったですね(家族と会えて)嬉しいですね」
母親「連絡がまったく取れないのですごく不安でした」
父親「無事にけがなく帰ってきたのでよかったです」
山口莉央さんは今回の実習でただ一人の女子生徒でした。
山口莉央さん「早起きが大変でした。当直もして、作業もして、学習もして、がんばりました!」
母親「ちょっとたくましくなったかな」
山口莉央さん「弟たちを両手にゆっくり寝たいです」
生徒たちは航海士や機関士を目指して今後も知識の習得に励みます。