富士スバルラインの新たな交通システムについて、18日の山梨県議会で長崎知事はあらためて富士トラムが優位であるとの考えを強調しました。

県は富士山の麓から五合目までの富士スバルラインで、磁気誘導で走る「富士トラム」の導入を検討していて費用を618億円とする試算を発表しています。
18日の県議会で長崎知事は、磁気誘導で走る電気バスと富士トラムとの優劣を問われ…

長崎幸太郎知事:
「輸送力が小さい電気バスは多くの台数を必要とし、バッテリー充電に長時間を要するなど自動運転であっても運行管理に課題がある。緊急時対応や防災の観点からも優位性がある」

そのうえで長崎知事は「議論を重ねることで導き出された最適解が富士トラムである」としています。