「雨の中だったんですけど、みんなで大きな声を出しながら“思い”を伝えられたんじゃないか」。

『新潟百姓一揆』の手応えを感じた実行委員長・天明伸浩さん(56歳)は、その後の集会でこう訴えました。
「これまでの農政や農業を続けていったら、地域がなくなってしまいます」
「人々の暮らしを守るような農業、誰もが農村で暮らせる農業を作っていきたい」
日本の食料のなかで唯一、ほぼ自給率100%を誇ってきたお米。
いま、その足元が揺らぎ始めてきました。

食卓に日々並んでいた“当たり前の日常”を守るため、農村や農業について真剣に考えなければいけない時がきているのでしょう。