安い食材を少しリッチな料理に変身させる「“ほぼアレ”レシピ」をご存知ですか?暮らしの今が分かる、食トレンドランキングが発表されました。

埼玉・上尾市にあるスーパー。かごいっぱいに商品を買うお客さんを発見!

「ホームセンターでせいろを買ったので、せいろ蒸し」

栄養を逃がさず、かつヘルシーに仕上がると今人気の「せいろ」ですが、料理レシピメディアが発表した今年上半期の「食トレンドランキング」3位にランクイン!ほったらかしで調理できて“タイパ”が良いのが人気の理由だといいます。

2位にランクインしたのは「カット野菜」。価格が安定していることに加え、洗わずそのまま使える便利さが人気に!

そして1位は…

デリッシュキッチン副編集長 斎藤香織さん
「夢中〇〇レシピです。SNSを中心に大ヒットしています」

その名の通り、食べるのに夢中になってしまうほどで、長ネギやニンニクが効いた旨だれに食材を漬けこむだけという、そのお手軽さが人気の理由。

上半期はこうした「タイパ」重視の商品が重宝されているといいます。

「調味料がずらっと並んだ棚の奥に、ありました!和えるだけと書かれています」

きゅうりにさっと和えるだけのものや、茹でたほうれん草に和えるだけのものなど。

お客さん
「助かります。すぐできるので」
「パパッとできるのは魅力的ですね。1品足りないなってときにこういうものを使えたらいい。楽で」

また、下半期の「食トレンド予測」も発表。Nスタが注目したのは「“ほぼアレ”レシピ」です。

高級なうな丼も、はんぺんと木綿豆腐をよく揉みこんで、フライパンでこんがり焼けば“ほぼウナギ”のような味わいに。

「身の食感がふわふわで、タレと絡むとまるでウナギです」

えのきを海苔で巻き、バター醤油で焼けば“ほぼホタテ”に!

食品の値上げが長引く中、安い食材を少しリッチな料理に変身させるレシピが、今後注目されていくかもしれません。