トランプ政権が発表したハーバード大学への新規留学生の入国を停止する措置をめぐり、アメリカの連邦地裁は措置の一時差し止めを今月23日まで延長しました。

東部マサチューセッツ州の連邦地裁は16日、トランプ政権が発表したハーバード大学への新規留学生の入国を停止する措置の一時差し止めを今月23日まで延長する判断をくだしました。

それまでの間、外国人留学生らはアメリカに入国することができますが、ロイター通信などによると今回の延期は長期的な判断にむけ裁判所が必要な時間を確保するための暫定的なものだということです。

トランプ政権は、ハーバード大学が外国人学生の違法行為や懲戒処分の記録などの情報を提供しておらず、外国人学生を管理する機関して信頼できないとしています。