被爆紙芝居を制作し朗読する活動を40年続けている被爆者の三田村静子さんの企画展が長崎市で始まりました。

紙芝居「ちょうどその時です。ピカッと何かが光り、強い衝撃を感じました」
長崎県被爆者手帳友の会の副会長を務める三田村静子さん(83歳)は、被爆者の体験を聞いて紙芝居20作品を制作し、朗読する活動を40年続けています。

三田村さんの活動40周年を記念する企画展が16日から始まり、自身の被爆体験を描いた紙芝居を朗読しました。

紙芝居「下痢、発熱が続きその後、長期にわたって、苦しむことになるとは夢にも思いませんでした」

三田村静子さん「紙芝居一つ一つでもほんとに今までやってきたなと思います。今度は語るほう、語り部の方を一生懸命していこうと思います」

会場には三田村さんがこれまでに制作した紙芝居の絵などおよそ240点が展示されています。この企画展は今月30日まで開かれています。