秋の新嘗祭で使用する米を各都道府県から献上する「宮中献穀事業」の行事のひとつ「お田植祭」が大村市で行われました。

田植えに先立ち、まずは苗を清めます。ことしの宮中献穀事業は大村市寿古町の川本真平さんの水田で行われます。

「お田植祭」には早男、早乙女として、地元の小中学生も参加しました。

「赤い点のとこらへんに。そうそうそう!」

等間隔に分かれて、いざ田植え。

慣れない田んぼに足を取られながら、一本一本、手作業で植えていきます。

早男「とても難しくて、でもすごく楽しかったです」

早乙女「おいしく食べてもらえるように、そんな気持ちで植えました」

川本真平さん「地域の方々の協力を得ながら、立派に献上できるように育ててまいります」

大村市では30年ぶりとなる宮中献穀事業、稲刈りにあたる「抜穂祭」は10月上旬に行われる予定です。