資源の回復傾向が見られるとして、今シーズンから操業条件を緩和して行われるサクラエビ漁が始まり、11月7日朝、初競りが行われました。11月6日の調査では、エビが小さかったため、一部エリアでは漁を控えるなど様子を見ながらの船出です。
静岡市清水区の由比漁港では11月7日朝、「駿河湾の宝石」と呼ばれるサクラエビの初競りが行われました。サクラエビ漁は毎年、春と秋に行われますが、2022年の秋漁は解禁日から5日遅れで初漁を迎え、2021年より0.7トン少ない約3.2トンが水揚げされました。
15キロあたりの最高値は7万1800円で、平均価格は約6万8000円。2021年の初日と、ほぼ同じ価格でした。
駿河湾のサクラエビ漁は、年間1000トン前後で推移してきましたが、2018年におよそ300トンまで激減。原因がよく分からない中で漁師たちは自主規制を敷き、最近では資源の回復傾向が見られるとして、今シーズンから操業条件を緩和しました。
これまで「保護区」としていたサクラエビの主な産卵場所とされる富士川沖などの駿河湾の奥での漁を操業可能としました。しかし、11月6日の事前調査では、エビの成育状況が基準に満たなかったため、湾の奥の一部エリアでは漁を控えるなど様子を見ながらの船出です。
<由比港漁協 宮原淳一組合長>
「我々は一日も早く回復することを祈りながら資源管理をしっかり守りながら漁を行います」
2022年の秋漁は、12月25日までの予定です。
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