作品にはお腹が膨らむ地方病の「日本住血吸虫症」の特徴や、寄生虫が田んぼや川などに生息する宮入貝を介して人の皮膚から血管に侵入し発病する流れなどが紹介されています。


また大勢の患者が押し寄せた杉浦医院や宮入貝を駆除するため水路をコンクリート化していった当時の様子なども描かれ、県民が長年地方病と戦ってきた歴史を学ぶことができます。

この原画は6月30日まで展示されています。