6月の環境月間にあわせて廃棄物の不法投棄の実態を把握するためのパトロールが五島市で行われています。

このパトロールは不法投棄を早期に見つけて環境保全につなげようと毎年この時期に行われているものです。
今月12日は五島市や保健所、警察が合同で玉之浦地区をパトロールしました。交通量が減った旧道の道路脇や雑木林にはテレビや冷蔵庫など家庭から出たゴミが見つかりました。

保健所によりますと不法投棄は減少傾向にあるものの、昨年度は家電製品など8件の不法投棄がありました。

(五島保健所 冨永勇太さん)「ゴミの不法投棄というのは犯罪であることをしっかり認識した上で、適正なゴミの処理をしていただきたいというふうに思っています。」
パトロールは今月26日まで実施され不法投棄した人が特定できれば関係機関がゴミを引きとらせて処分方法を指導するとしています。