今月、中国軍の戦闘機が海上自衛隊の航空機に異常接近したことについて、中国国防省の報道官は日本側が接近し「安全上のリスクをつくり出した」として、厳重な抗議を行ったと発表しました。
今月、太平洋周辺の海域で中国海軍の艦艇などの警戒監視を行っていた海上自衛隊の哨戒機に対して、中国の空母「山東」から発進した戦闘機が追従し、異常接近しました。
これについて中国国防省の蒋斌報道官は13日、「日本の艦船と航空機が頻繁に接近して妨害行為を繰り返し、意図的に安全上のリスクをつくり出した」と主張し、日本側に厳重な抗議を行ったと発表しました。
蒋斌報道官は訓練は公海で行われていて、日本側が「中国側の訓練区域に侵入した」と主張。中国側の対応について「合理的で合法だった」と正当化しています。
その上で、日本側に対し「危険な挑発行為を直ちに停止し、海と空で不測の事態を引き起こすことを避けるよう」求めました。
日本政府は今回の中国軍の戦闘機による異常接近について、中国側に深刻な懸念を表明し、再発防止を厳重に申し入れています。
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