ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女・佳子さまは、これまでの滞在を振り返り、「ブラジルでの出来事はこれからもずっと心に残り続けると思っています」と話されました。

佳子さまは現地時間13日午前7時ごろ、リオデジャネイロの世界遺産「コルコバードの丘」を訪れ、高さ38mのキリスト像などを視察されました。

佳子さまは町の歴史などについて説明を受け、礼拝堂を視察されたあと、取材に応じられました。

記者
「ブラジルの日程も終わりが近づいてきました。こちらでの日々を振り返っていかがですか」

佳子さま
「今回それぞれの訪問先で、皆様に本当に温かくお迎えいただいたことを心からありがたく思っています。また、皆様にお会いできたことを本当に嬉しく思っています。そして、このとてもありがたい滞在が残り僅かになっていることに、少し寂しい気持ちもしています」

そして、佳子さまは「コルコバードの丘」からの街並みを見ながら、次のように続けられました。

佳子さま
「さきほど、この広大な海を朝日が照らす様子を見ながら、きょうまでお会いした方々のお顔を思い出しました。ブラジルでお会いした方々とブラジルでの出来事は、これからもずっと心に残り続けると思っています」

佳子さまは今回の訪問で、外交関係樹立130周年記念式典の出席やルラ大統領への表敬訪問、日系団体との交流など国際親善につとめていて、ブラジル各地で歓迎を受けたことに感謝の気持ちを話されました。

現地時間13日は、ブラジル外務省の歴史的建造物・イタマラチ宮殿を訪問するほか、現地の日系団体によるサンバの踊りで歓迎される予定です。