大相撲 立浪部屋の合宿が13日から長崎県大村市で始まり、横綱・豊昇龍や地元大村市出身の力士らが稽古で汗を流しました。

13日の午前7時から大村市の富松神社で始まった朝稽古。稽古にはモンゴル出身の横綱・豊昇龍のほか、地元大村市出身の幕下・上戸、三段目・多良浪も参加しました。

立浪部屋は、20年ほど前から市内の福祉施設と関わりがあり、その縁で今回初めて大村合宿が実現しました。雨にも関わらず、稽古にはおよそ300人の相撲ファンの姿が。

稽古の合間には上戸が、立浪部屋への募金を呼びかける姿も…

上戸「お願いします。ちょっとランクの高いちゃんこ食べられるように。」

大学卒業後に立浪部屋に入門した29歳の上戸。久々に地元の温かさを感じたようです。

立浪部屋 大村市出身 幕下・上戸 「大村全体が家みたいな感じで。」

この日一番の盛り上がりを見せたのが、上戸のぶつかり稽古。地元の大声援に頬を緩めながらも気合を入れます。

上戸:「まだ!」「もう一丁!」

最後は横綱・豊昇龍の胸を借ります。

歯を食いしばって横綱に向かっていく姿に、会場からは、ひと際大きな拍手と頑張れの掛け声が送られました。

立浪部屋 大村市出身 幕下・上戸
「皆さんの声がぶつかりしている時、すごく励みになってすごく疲れてたんですけど、背筋がピーンとなって力が湧いてきました。より帰りたくなってきましたね。こんな温かかったっけと思って。」

Q お相撲どうだった?「楽しかったです。」

大村市内から訪れた母娘
「頑張ってる姿を見て(娘が)自分も色々と頑張りたいなって言ってました。」

長崎市内から
「お相撲さんがいっぱいいて、すごくテンション上がりました。楽しい。」

子ども「お相撲だいすきだよ。」

立浪部屋 横綱・豊昇龍「ありがとう。お相撲大好きって。」

立浪部屋 横綱・豊昇龍
「長崎のみなさん。いつも温かい応援ありがとうございます。これからも立浪部屋みんなしっかり頑張りますので、応援のほど今後もよろしくお願いします。」

立浪部屋の朝稽古は、14日と16日は富松神社で、15日は松原八幡神社で行われます。朝稽古の観覧は無料で、16日までの稽古期間中は、大村セントラルホテルで「力士と食べるちゃんこ会」も開催されます。

【定員40名で要予約 立浪部屋長崎後援会事務局(0957-46-6100)】