核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける「高校生平和大使」に、ことし長崎から選ばれた2人が12日会見を行い、意気込みなどを語りました。

ことしで28代目となる「高校生平和大使」。長崎からは、長崎日大高校2年のイェソジさんと、長崎南山高校2年で被爆3世の高田健士郎さんが選ばれました。12日長崎市で行われた会見で、2人は高校生だからこそできる平和活動への想いや平和大使としての決意などを語りました。

長崎日本大学高校2年 イェソジさん
「私たち高校生は権力や武力はないけれど 言葉や想いがあります」「広い視野を持ち まずは身近なところでできるところから頑張っていきます」

長崎南山高校2年 高田健士郎さん
「これからの未来を作っていくのは私たち若い世代だと思うので 若い世代の私たちが「平和」という同じトピックについて何ができるのかを一緒に考えそれを実際に行動に移していくことが大切だと思います」

2人は、全国から選ばれた24人の高校生平和大使とともに、15日広島で行われる結団式に臨みます。