建設業の魅力を中学生に伝える取り組みです。長崎市の滑石中学校で行われた「職場体験学習」生徒たちは建設現場で実際に使用されている重機に試乗しました。

この体験学習は土砂災害の対策工事などを手がける星野組が滑石中学校の2年生約130人を対象に行ったもので、実際に現場で使用されている重機の操縦などを体験しました。

建設現場では「安全が第一」安全帯を装着した感想は?

生徒「重いですね、これ。締め付けられる感じ」

安全を確保し、乗り込むのはこのような機会でないと乗ることはない「高所作業車」です。ゆっくりと上がり気づけば体育館の屋根が見える高さに。地上から12メートルの高さを体験しました。

宮原美晴さん「めっちゃ高かったです。すごい。めっちゃ高いところに仕事してる人すごいな」

建設業界では工事の進み具合を確認する際などにドローンを使用するなど現場ではICTの活用が進んでいます。

吉川優那さん「ただ家とかを作るだけじゃなくて、みんなの暮らしを支えているのがかっこいいな。まだ知らない職業のことをたくさん知れたので、将来の目指す職業の一部になれたらいいなと思いました」

星野組工事係・武次正人さん「建設業の担い手が不足している中で、若い人たちに建設業の魅力や仕事内容を知っていただきたい」

今回の職場体験を通して、生徒たちは私たちの暮らしを守る「建設業」の必要性や魅力を感じていたようでした。