山梨県内の「百日せき」の感染者が過去2番目の多さとなり、このまま増え続けると年間の感染者数が過去最多となるおそれがあり、県が対策を呼びかけています。

「百日せき」は、激しいせきが平均で2、3週間続き、特に乳児が感染すると重症化し、死亡する恐れもある感染症です。

県感染症対策センターによりますと、今年は感染者が増加していて、今月8日までに医療機関に報告があった患者は103人です。

これは全ての患者数の報告が始まった2018年以降で2番目の多さとなり、このペースで増えると、年間で最多を更新するおそれがあります。

県は予防には生後2か月から受けられるワクチン接種などが有効とし、咳が出るときはマスクを着けるよう呼びかけています。