「ここが建設予定地だった場所で…」
「現状、穴だらけ雑草だらけの状態なんですけど」
「他の家が建っているのを見ると、子どもが『お家まだかな』とすごく楽しみにしていたので、その気持ちを裏切るかたちになったのがつらいですね」
住宅メーカーが倒産し、マイホームを建てるために支払った2000万円が返ってこないかもしれない。そんな事態が、新潟県内で起きています。
こうしたリスクから身を守る方法はあるのでしょうか?

こちらの20代男性は、新発田市で住宅の新築工事を依頼。妻と5歳と2歳の子どもの家族4人で暮らすマイホームは、4月に完成していたはずでした。
「平屋で、ここまで家が来る予定で。裏庭つくったり」
「こっちも駐車場8台ぐらい停められるような駐車場で、子どもが自由にいろいろなことができるような設計で、家を建てたかったんですけど」
住宅メーカーで土地を探し、2024年10月に契約。
しかし、契約金や着工金など2000万円をローンを組んで支払ったものの工事は始まらず、今も『更地のまま』です。