6月定例山梨県議会が開会しました。
ケアラーや不登校児童・生徒の支援事業費など、あわせておよそ223億円の補正予算案について審議されます。

長崎幸太郎知事:
「県内のあらゆる生活局面は『豊かさ共創』のネットワークの構成要素。そこから取り残される人や地域があるならそれを解消することに妥協はありません」
12日開会した6月県議会の所信表明で長崎知事は仕事などをしながら家族の介護を行うケアラーや、不登校児童・生徒への支援などについて決意を述べました。
補正予算案には県内の4人に1人がケアラーであるとする県の調査結果を踏まえ、電話相談窓口の設置や支援推進員の養成事業などに2670万円が計上されています。
また生活保護世帯や生活困窮世帯における夏休み中の食料支援のほか、不登校児童・生徒の多様な学習機会の確保を図るための事業費用なども盛り込まれていて、223億4000万円余りの予算案が審議されます。
会期は今月27日までの16日間の予定で、17日から質問戦が始まります。