長崎県は、県内に住む妊婦(30代)がオウム病に感染し死亡した疑いがあると発表しました。
女性は去年1月、発熱や呼吸困難、意識障害などの症状で医療機関を受診しましたが、その後死亡しました。
その後、検体から病原体の検査を行ったところ、オウム病の原因となるオウム病クラミジアが検出されたということです。


県によりますと、オウム病はオウム病クラミジアによる人と動物が共通で感染する病気でインコやオウム、ハトなどの糞に含まれた菌を吸い込んだり、口移しでエサを与えることで口から菌が侵入したりして感染します特に妊婦は重症化する傾向があり、死に至る場合もあります。
しかし、県の情報によると死亡した女性は家庭内で鳥類を飼育してはいなかったということです。