随意契約で調達された政府の備蓄米が12日、岩手県内でも矢巾町のスーパーで販売されました。数量限定の備蓄米は20分足らずで完売しました。

備蓄米が販売されたのは、スーパーアークス矢巾店です。こちらでは初めて随意契約により調達した2022年産の「古古米(ここまい)」を1袋5キロ入り税込み2139円で販売しました。今回確保できた備蓄米は300袋分で販売は数量限定とあって多くの人が列をつくり買い求めていました。

(購入した男性)
「普段買うコメが高くてなかなか家計も厳しいと思っていたので。うちも子どもが3人いるので助かります」

備蓄米は午前9時の開店から20分足らずで完売しました。こちらのスーパーの運営会社は今後、2022年産と2021年産の備蓄米合わせて500トンを販売することを決めていて、県内外に58ある全ての店舗で6月中の販売を目指すということです。