若者に選挙への関心を高めてもらおうと、未来の自分に選挙へ行くよう高校生の時に書いた手紙が今年19歳を迎える若者に返送されました。

日本郵便から手紙を受け取ったのは、今年19歳を迎える3人です。
手紙は高校1年生のときに自分が書いたもの。その中身は…

【大学1年生 鈴木未紘さん】
「めんどうくさいからを理由にせずに選挙に行ってください。若い私たちが社会に貢献するいい機会です。政治家の方々の考えに耳を傾け、自分の意思をしっかり持って投票してください」

投票率は18歳より、進学や就職などで親元を離れることが多い19歳のほうが低くなる傾向があります。

19歳になり、初めて迎える選挙に合わせて手紙を返送することで、投票率を上げることが狙いです。

【大学1年生 寺崎綺良々さん】
「私も政治についてあまりよく知らないことが多いので、この人はどういうことを目標にしているかとか、ちゃんと調べて選挙に行きたい」

【大学1年生 相場遥さん】
「物価高とかお米が高くなっているので、そういう支援をしてくれる政党とか政治家に投票したい」

7月の参院選にあわせ、新潟県内の高校で手紙を書いた、主に19歳を対象に合計3570枚が返送される予定だということです。