来年春、愛媛県内で行われる「全国植樹祭」のシンボルである木製の地球儀が、今年の開催地である埼玉から引き継がれ、県庁に展示されました。

11日県庁にお目見えしたのは、直径50センチの木製の地球儀です。地球はヒノキ、葉っぱはナラ、台はケヤキで出来ています。

森林や林業が重要な役割を担うことをイメージし、国民・企業・行政が一丸で支えていく姿を3枚の葉で表現した全国植樹祭のシンボルで、2001年の山梨県大会で製作されて以降、開催県に引き継がれています。

今年の開催県である埼玉からやってきた地球儀は、「ぐるっto植樹祭えひめ」と題し、来年春、県内で60年ぶりに開催される植樹祭を各地でPRします。

(全国植樹祭推進課・吉良優那さん)
「幅広い人に森林の大切さや、林業がどういう職か、木材利用の大切さなどを知ってもらえる機会にできたらなと思っています」

県庁での展示は今月20日までで、今月22日の大洲市から来年2月の松山市まで、県内20の市と町をぐるりと巡る予定です。