耳の中にカビが生えてしまう『外耳道真菌症』とは?
假谷医師は、湿気が増えるこれからの時期に多く、さらにイヤホンなどで耳を長時間密閉することで湿気がこもり、発症の危険性が高まると警鐘を鳴らします。

假谷伸教授(川崎医科大学附属病院・耳鼻咽喉・頭頸部外科)
「ジュクジュク汁が出て、”耳垂れ”と言うこともありますが、耳の穴から膿のような汁がどろっと流れ出てきて、猛烈にかゆいです。いわゆる”水虫”と一緒なので、水虫がかゆいのと同じで、外耳道真菌症も非常にかゆいです」

“ある日突然耳が聞こえなくなる”若者のイヤホン難聴リスク
假谷伸教授(川崎医科大学附属病院・耳鼻咽喉・頭頸部外科)
「難聴です。若者たちのイヤホン難聴・ヘッドホン難聴というものですね。難聴がじわりじわりと進行するんですね」
「『ある日突然パッと耳が聞こえなくなる』と気が付いて、ビックリして病院に来ますが、そのじわりじわりと進行する難聴って、みなさん自覚しない」

「大音量の音を長時間聞くことで起こる難聴」。イヤホンを多用する若い世代に増えていると言い、世界保健機関=WHOも警鐘を鳴らしています。こうした疾患を防ぐために、日ごろからどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。