貿易問題をめぐるアメリカと中国の閣僚級協議の2日目がイギリスのロンドンで行われました。

記者
「米中貿易協議が行われるロンドンの会場です。2日目も朝から多くのメディアが集まっています」

協議は日本時間きのう午後7時前に始まりました。アメリカ側からはベッセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア通商代表が、中国側からは経済分野を担当する何立峰副首相や王文濤商務相らが出席しました。

中国共産党の機関紙「人民日報」は論評で、「対等な立場での協議を通じ、意見の違いを解決する機会だ」と事態打開への期待感を示しました。

一方で、アメリカの半導体輸出規制について「差別的な措置だ」と批判しており、協議では半導体についても議論された可能性があります。