5月、山梨リニア実験線の車両基地で発生した火災の原因はケーブルを覆う部分が損傷し、異常電流が流れたことが原因だったことが分かりました。
JR東海は対策を施し6月17日に試験走行を再開させることを明らかにしました。

車両基地のリニア 5月22日 山梨・都留市

都留市の「山梨リニア実験線」の車両基地では5月21日、試験走行を終えた車両の電源装置を焼く火災があり、リニアの走行試験はおよそ3週間中止しています。

この火災の原因についてJR東海は車両の側面についている走行試験データを計測するケーブルを覆う部分が損傷してむき出しになり、異常電流が流れたことで発火したと明らかにしました。

JR東海は原因となったケーブルを完全に固定して損傷を防止する対策を行い、中止していたリニアの試験走行を6月17日に再開することにしています。