「トランプ関税」など貿易問題をめぐるアメリカと中国の閣僚級の協議が、週明けの9日にイギリス・ロンドンで開かれることになりました。

アメリカ トランプ大統領
「中国との取り引きはとても前進した。必要なのは明瞭さだ。それがまさに協議の目的だ」

5日に行われた米中首脳の電話会談で一致していた貿易問題をめぐる閣僚級の協議について、トランプ大統領は「9日にロンドンで開かれる」と明らかにしました。

アメリカ側からはベッセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア通商代表が出席します。

アメリカ トランプ大統領
「(Q.レアアースの供給再開を習主席は同意したのか?)同意した」

また、トランプ大統領は、アメリカ側が問題視していた中国によるレアアースの輸出規制について、習主席が電話会談の中で供給再開に同意したと明らかにしました。

一方、中国側も7日、何立峰副首相がイギリス政府の招待を受けて、8日から13日までイギリスを訪問すると発表しました。滞在中にアメリカとの貿易協議を行うということです。