梅雨や台風シーズンを前に、災害などで信号機が消えてしまった場合に備え、警察官が手信号で交通誘導する訓練が6日、山口県岩国市でありました。



手信号での誘導訓練は、スーパーに面した交通量が多い交差点で、実際に信号機を消して行われました。



参加したのは、岩国警察署の若手警察官7人です。

交差点の真ん中に立ち、腕と体の向きで赤、青、黄色のサインを出して誘導しました。



警察官が両手を真上に上げたら左右の道路は黄信号、両手を水平に上げたら左右の道路は青信号で、いずれの場合も警察官の正面と背面は赤信号です。

警察学校では習いますが、現場で手信号をしたことのない警察官も多いということで、緊張した面持ちで誘導していました。

岩国警察署 石垣美乃理さん
「初めてここで経験し、すごく勉強になりました。分かってもらえるように事故のないようにが大事だと思います」

岩国警察署 永田通郷 交通官兼交通総務課長
「警察官の手信号のルールを知っている方いない方いろいろいると思います。そしていろんな車の流れ、交通の流れがありますので、そういったときに注意しながら走行してほしいです」

岩国警察署では、訓練を積んで万一に備えたいとしています。