福岡市東区のごみ処理施設で相次いで発生した火災の現場から発火の危険性があるリチウムイオン電池などが発見されました。福岡市は、ごみ出しのルールを守るように呼びかけています。

福岡市東区蒲田の「東部資源化センター」で5月29日と6月4日に不燃ごみの選別をするコンベアで火災が起きました。

このうち5月29日の火災について福岡市はきょう、現場から、焦げたリチウムイオン電池やスプレー缶が見つかったと発表しました。

リチウムイオン電池などの小型充電式電池は衝撃を与えると発火するおそれがありガスボンベや殺虫剤などのスプレー缶に中身が残っている場合は火災の原因になることがあります。

福岡市は、リチウムイオン電池などは燃えないごみとして出さず、公共施設の資源回収ボックスに入れること、スプレー缶は中身を出し切って燃えないごみとして出すことを徹底するように呼びかけています。