白・黒・茶の三色の毛がはえる三毛猫には長年解明されていない「謎」があります。
それは”毛の色の謎”これを九州大学などの研究グループが解明しました。
三毛猫はほとんどがメス

福岡市中央区のネコカフェです。店内には約30匹のネコがのんびり、まったり。
そのかわいらしい姿がお客さんの心を癒やします。
Qネコのどんなところが好き?
来店客
「自由なところ。僕ら人間に合わさず、好き勝手やってるところに惹かれます」
来店客
「のんびり寝そべっているところかわいいですよね。フォルムとかいろんな毛色とか目の色とか、いろいろ全部好きです」
お客さんを魅了するネコたち。その中には、三毛猫の姿も…

白と黒と茶色、3色の毛を持つ三毛猫。
実は、そのほとんどがメスだということを知っていますか?
なぜ、ほぼメスなのか…それは性別に関わる染色体上の遺伝子に起因しています。

オスはXとYの染色体、メスはXとXの染色体を持っており、黒と茶色を決める遺伝子はX染色体上にあります。
そのため、Xの染色体が2本ある猫だけが同時に黒と茶色になる可能性があり、三毛猫のほとんどがメスになるのです。
しかし、具体的にどの遺伝子が黒と茶の色を決めるのかは分かっておらず、60年以上解明されていませんでした。
そうした中、その遺伝子を特定したと、九州大学などの研究グループが5月に発表しました。














