長崎大学は6日、今年度の入学試験で出題ミスがあったと発表しました。このミスで当初、不合格だった2人が合格となりました。
出題ミスがあったのはことし2月に行われた一般選抜・前期日程「物理」の試験問題で、択一問題の正解が2つ存在していたということです。外部からの問い合わせで出題ミスが発覚し大学は問題作成後の点検で確認が不十分で複数正解を見落としたと説明しています、このミスで不合格者のうち2人が合格となりました。
長崎大学が6日開いた会見で、中村典生 理事は「時間を戻すことはできませんが、長崎大学で学んでいただきたいという思いを伝えてまいりました。」と説明しました。長崎大学は今後、作題・点検作業の問題点を洗い出し再発防止に努めるとしています。