広島に夏の訪れを告げる「とうかさん」が6日から始まるのに合わせて広島市の職員がゆかた姿で仕事をしました。

色鮮やかなゆかた姿で仕事をするのは、経済観光局の職員です。

「とうかさん」は“ゆかたの着始めの祭り”とも言われています。市では「とうかさん」に合わせて開催される「ゆかたできん祭(さい)」を盛り上げようと、まつりの初日にゆかたを着てPRしています。

広島市経済観光局 森田慎太郎さん
「この機会にゆかたを新調しました。色、デザインがかっこいいのでこれにしました。学生時代に浴衣を着てとうかさんに行った思い出があるので、久々に職員の皆さんと楽しみたいです」

「ゆかたできん祭」は中心部の商店街組合や広島市が実行委員会を作って開催していて、ゆかたのファッションショーのほか、ゆかたで店に入ると割引きやプレゼントがもらえる催しもあります。

広島市経済観光局 観光政策部 須澤希衣さん
「市民の皆さんにもゆかたを着る季節が来たことをアピールして皆さんもゆかたを着て街に出ていただきたいです」

「とうかさん」と「ゆかたできん祭」は中区の中心部できょうから3日間行われ、期間中、中央通りは午後7時から歩行者天国となります。