中国の習近平国家主席は5日夜、アメリカのトランプ大統領と電話会談を行いました。トランプ大統領は「両国にとって非常に前向きな結論に達した」としており、今後も貿易問題をめぐり、協議を続けることで一致しました。
電話会談はおよそ1時間半にわたり行われました。
中国外務省などによりますと、関税の一時的な引き下げで合意した先月のスイスでの合意について、習主席は「中国は合意を真摯かつ着実に履行してきた」と強調し、アメリカに「中国に対する否定的な措置を撤回すべきだ」と要求しました。
一方、トランプ大統領は「中国と協力して合意の履行に努めたい」という考えを示し、双方の担当者らが早期に会談をすることで一致したということです。
懸案となっているレアアースの輸出規制について、トランプ氏は「レアアースをめぐる疑問はもはや存在しないはずだ」とSNSに書き込んでいて、何らかの進展があったことを示唆しています。
また、中国側はトランプ大統領が「中国からの留学生のアメリカ留学を歓迎する」と表明したとしていて、中国人留学生のビザ取り消し問題についても何らかの進展があった可能性があります。
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