モーニングで有名な名古屋の喫茶店ですが、その進化が止まりません。中にはドリンク1杯で「時間無制限」の店も。関東進出間近です。

“カレー”や“こだわりサンド”も「ドリンク頼めば0円」

「モーニング目当てに毎日来てます」

“喫茶店の街”名古屋で、休日の朝7時から駐車場をいっぱいにしているのが『カフェヨシノ中島店』。
ドリンク(480円〜)を頼むと、バター・小倉・卵サラダ・ブルーベリージャムの4種類から選べる【トースト】【ゆで卵】が0円でついてきます。(オープン~11時)

人気の理由はそれだけではありません。
午前11時。ランチタイムにドリンクを頼んだお客さんの元に運ばれてきたのは…

店員:
「たまごのコッペパンです」

なんと“ランチでも0円サービス”
ドリンクを頼むと、 北海道産小麦など国産素材にこだわった【もちもち生こっぺサンド】(たまごorイチゴホイップ)がタダ!(11時~14時)

息子と来店・女性客(50代)
「ありがたいです。男の子2人いるので食費が一番かかる。」

さらに0円サービスはまだまだ終わりません。

午後7時。厨房からは次々に「カレー」が出てきますが、これもタダ!
ドリンクを頼めば、6時間煮込んだ【ミニカレー】【クリームぜんざい】がついてくるのです。(17時~22時)

『カフェヨシノ』のウリは、【全時間帯での0円サービス】
「モーニング・ランチ・アフタヌーン・ディナー」と、1日中何かしらの0円サービスを行っているのです。

代表取締役社長・𠮷野貴士さん:
「名古屋の喫茶文化はモーニングがあまりにも強くて、“それ以降の時間が課題”で伸びしろがある。1日中“0円”と付くとわかりやすい」

0円サービスをきっかけに利用客が増えれば、他のメニューもプラスで注文されるため「客単価が上がる」という仕組みです。