博多祇園山笠は来月7月1日から開催されます。櫛田神社では、山笠で使われるお汐井てぼ作りなどの準備がピークを迎えています。

福岡市博多区の櫛田神社では6月4日、神職と巫女あわせて6人が清めの砂を入れるお汐井てぼに紙垂(しで)と呼ばれる金色の飾りを付けたり、山笠が描かれた絵馬に紐を通したりしていました。

この他、たすき守(まもり)や手ぬぐいなどあわせて9種類の授与品、およそ1万個が準備され今年は例年より1週間早く6月3日からお札所で販売されています。

櫛田神社巫女 鵜城紗英さん
「今年は櫛田神社が上遷宮を控えておりまして区切りの年になりますし、福岡の伝統的な行事になりますので皆様に多く知れ渡って頂ければなと考えております」

博多祇園山笠は、ユネスコの無形文化遺産にも登録された伝統行事で7月1日に開幕したあと15日の追い山笠まで博多の街は祭り一色となります。