先週、宮崎県新富町で全国の珍しい昆虫の標本を集めた展示会が開かれました。
展示会を開催したのは、とある職業の男性。なぜ、珍しい昆虫を集められたのでしょうか?
400種類1500匹の虫の標本やクワガタが展示

ずらりと並んだ、虫の標本。
先週土曜日、新富町で開かれた「珍しすぎる昆虫展」は、自然と触れ合う機会が減っている子どもたちに命や環境に興味を持ってもらおうと開かれ、400種類1500匹の虫の標本やクワガタが展示されました。


(子ども)
「すごい」
「なんか格好良かった。初めて見たから驚いた」
「ちょっと怖いけど、ちょっと触ってみたい」

(池田振一郎さんが子どもに説明)
「ちょっと赤いでしょ?ちょっと赤くてツヤツヤしてるやろ?」
これらの標本を集めたのが新富町に住む池田振一郎さんです。

集めた中には、絶滅危惧種や離島にしか生息していないような珍しい昆虫も。
(池田振一郎さん)
「個人的に非常におすすめな蝶々ですけどもこちらのウスバキチョウです。日本でも特に寒い地域、北海道の大雪山の標高2000m以上のところで細々と生き残っているという非常に珍しい蝶々になります」
