中国商務省は、アメリカのトランプ大統領が「中国が合意を破った」と批判したことについて、「状況を悪化させているのはアメリカのほうだ」と反論する報道官談話を2日、発表しました。
中国とアメリカは先月中旬、お互いにかけあった関税について、双方が115%引き下げることで合意しました。
しかし、トランプ大統領は先月30日、関税の引き下げ合意をめぐり、「中国は私たちとの合意を完全に破った」と強く批判しました。
これについて、中国商務省は2日、「中国は合意内容に従い、責任ある態度で履行している」と主張する報道官談話を発表。アメリカ政府が中国人留学生のビザを取り消す方針を示したことや半導体の輸出規制を強化したことなどをあげ、「中国に対する差別的な措置を次々に導入しており、両国の合意を損なうものだ」と批判しました。
そのうえで、「アメリカが一方的に貿易摩擦をあおり続け、関係を悪化させている」として、「中国は理不尽な非難を断固として拒否する」としています。
また、「もし、アメリカが自分のやり方にこだわり、中国の利益を害し続けるのであれば、自国の権益を守るための強力な措置をとる」と報復措置の可能性を示唆しています。
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