佐世保市でおきた小学6年同級生殺害事件から21年の1日、現場となった小学校で集会が開かれました。

事件から21年の1日、大久保小学校には献花台が設けられ、地元の人が花を手向ける姿が見られました。2004年6月1日、6年生の女子児童が学校内で同級生の女子児童にカッターナイフで切り付けられ亡くなりました。

大久保小では毎年6月1日に「いのちを見つめる集会」を開いていて児童97人が出席。集会で山口伸一郎 校長は一つしかない命を輝かせることを伝えました。

大久保小学校 山口伸一郎校長「私たちは一つしかないこの命を大切にして毎日を自分らしく一生懸命に生きることが大切だと思います。」

事件から21年がたち当時のことを知らない教職員も増える中、大久保小では当時の教訓を記憶にとどめる取り組みが続いています。