ロシア西部の2つの州で、橋の崩落により列車が脱線するなどして7人が死亡しました。当局はいずれも橋が爆破されたとして捜査をすすめています。

ウクライナと国境を接するロシア西部ブリャンスク州で31日、線路にかかる橋が崩落し、橋の下を走っていたモスクワ行きの旅客列車が脱線しました。

地元知事は少なくとも7人が死亡、子ども3人を含む66人が負傷したと発表しました。

また、隣接するクルスク州でも、貨物列車が走行中に橋が崩落して列車の一部が下の道路に落下し、運転士ら3人が負傷しました。

ロシア連邦捜査委員会はいずれも爆破が原因だとして捜査をすすめています。

クリシャス上院議員は「ウクライナは国家の形を失いテロリストの拠点と化した」とSNS上で主張し、ウクライナ側の関与を示唆しました。