そんな和泉さんのさんすうカフェには、心配した地域の人が協力したり、寄付金や物資などが集まるようになった。

▼サポーターの女性
「子育てが一段落したので、自分の時間が結構空いたのがきっかけですかね。家に帰っても一人だし」「誰かと喋りたい場所でもあり、一人の時間を大切にできる場所でもある」

和泉さん自身、さんすうカフェがこうして人が集う場所になったことを喜んでいる。

「本当にここは僕にとって居心地のいい場所です、こういう場所を66歳になってできたというのは幸せです」

店主の和泉さんは算数・数学に関する質問にも答えてくれる。教わってみたいという方、ぜひ足を運んでみては?(取材 黒島ゆりえ)