オリオンビールは2024年度のグループ全体の連結決算を発表し、売上高は約288億円で前の年度と比べて28億円あまりの増収、6億3000万円あまりの増益となりました。
オリオンビールはこれまで単体での決算を発表していましたが、株式上場を見据え、今回初めて、観光・ホテル事業を含めたグループ4社の連結決算を発表しました。
2024年度の売上高は前の年度より28億円増えて288億6600万円。
台湾や韓国など海外市場でのビール類の売り上げが好調で主力の酒類清涼飲料事業だけでも前年度より15億5000万円の増収となりました。
また、ホテル事業では需要に対して価格を柔軟に設定するレベニューマネジメントが効果を発揮し、売上増につながったほか、2023年度に客室などをリニューアルした効果が利益増に寄与し、グループ全体の経常利益は前年より約6億3000万円の増益となりました。
村野一社長は今年度のグループの方針として、7月開業予定のテーマパークジャングリア沖縄と連携し、県民と観光客に愛されるブランドとして収益力強化に取り組むと強調しました。
