小泉進次郎農林水産大臣の随意契約により、大手の小売業者に計30万トンの備蓄米が放出されました。

今回放出されるのは2022年産の古古米と2021年産の古古古米です。
五ツ星お米マイスターの西島豊造氏は、倉庫に入っている時間が長いためコメのツヤや粘りに影響が出ているのではと指摘しています。
しかし炊き方を工夫することで美味しくなります。
お米マイスターに聞く 美味しい備蓄米の炊き方とは?

◆十分な水を与える
炊く前にコメを約1時間水に浸します。炊く際に水の量は多少多めにすると良いです。
◆通常モードで炊飯
コメの粘り(甘み)を強く引き出すために通常モードで炊飯します。
早炊きモードだと効果が出づらいためです。
さらに美味しく頂くには・・・
◆古いコメに新しいコメを足す
古いコメと新しいコメを7:3の割合にします。
水分を含んだ新しいコメを足すことでツヤと食感が得られます。
恵俊彰:
やはり水分なんでしょうか?
西島豊造氏:
ずっと冬眠しているおコメなので若干乾いているんですよ。それをお水を吸わせて”ふっくら”に戻して炊いた方が粘り(甘み)が強く出てくるんですよね。その効果をご自宅で頑張ってもらいたいです。
(ひるおび 2025年5月28日放送より)
==========
<プロフィール>
西島豊造氏
五ツ星お米マイスター
料理や食生活にあった米の選び方の提案を広めるべく活躍